究極の低車高を狙う際の必須パーツを提案するJ-LINEが、新型アルファードを徹底的に攻略した!

これで走れるって本当!? 新型アルファード、限界を突破するロースタイルに挑戦

●新型アルファードで具現化した最強のロースタイル
●ハンドルの切れ方を最適化する「センターポジションロアアーム」
●リアのアームロックを回避するスペシャルパーツ

“アーム類”でできることは徹底的に。さらにプラスαも!

2023年、ミニバンの世界での最大のニュースはアル・ヴェルのモデルチェンジで間違いない。カスタムの世界は言わずもがな、既に多くのメーカー、ショップが様々なアプローチで開発を進めている。そんな中で現れたのがこのジェーラインの40アルファード。エアロレスで、車高調でのセットアップながらこの圧倒的な低車高を披露! しかもこの車高のままロケ場所まで、当たり前に走ってみせたのだ!!

このスタイルは、単純に下げれば実現するモノではない。〝ジェーラインのアーム類〟があってこそのスタイルだ。中には改造申請が必要なパーツもあるから、決してハードルが低いワケではなく、プラスαの工夫も必要だったりもする。万人向けとは言えないだろう。しかし、「一般的なローダウンよりもう少し上を!」というコダワリのオーナーたちには必要不可欠! しかも、〝キャンバーをつけすぎた結果ドラシャがヤバい!〟という状況や、〝下げ過ぎてストロークがない!〟という状況を改善するという効果のあるパーツもあるのだ。つまり、〝低い状態で走る!〟ためのアイテムでもあるワケ。〝カットしたバンプラバーに乗っかった状態〟では、家族に不評でしょ? そんな状況も改善できる可能性を秘めたパーツだったりするのである。

40の課題は、30同様にガンガン下げていくとアームロックすること。アーム類が何かと干渉し、ソレ以上は下がらなくなるのだ。サンプルカーは当然対策済み(だからこの車高が実現している)。とくにリアは注意が必要で、アームロック回避には最低3点のアイテムが必須となる。かつてはソレを実現するには、イチもニもなく加工が必要だったのだが、ジェーラインがその状況を一変させた。〝パーツ化〟を実現した結果、極低車高の一般化(!?)へ繋がったのはご存知の通り。

とはいえ、ジェーラインのアイテムを使っただけでも、実はこの低車高は達成できない。オイルパンは干渉するし、マフラーも当たる……。ソレをどうするかという問題は、使用するパーツ等の関係で、〝コレ〟という回答ができないのが悩ましい(つまりパーツ化は困難)。しかし、それでも極低車高を可能にするジェーラインのアーム類は既に完成している! まずはその事実に着目、感謝すべきだろう!!

SPEC
●オリジナルパーツ
センターポジションロアアーム、リアアンロックシステム(アンロックアッパーアーム -15mm、アンロックスイングアーム、リアSBサスペンションアーム、リアストロークアップブラケット)、ショートスタビライザーリンク、フロントキャンバーボルト、リアキャンバーボルト
●以下メニュー
マフラーのポジションアップ、エンジン上げ、J-LINEワンオフ車高調
●装着ホール&タイヤ
ホイール ワーク グノーシスCVS(F 21×9.5J+33・R 21×9.5J+12)
タイヤ ナンカンAS-2(235/30R21)

ハンドルの切れ方を最適化する!センターポジションロアアーム

リアのローダウン、アームロック回避には最低3つのアイテムが必須

乗り心地向上にも効きそう「リアSBサスペンションアーム」

リアSBサスペンションアーム「アンロックアッパーアーム」

金属製燃料パイプとの干渉を回避「アンロックスイングアーム」

さらなるローダウンを実現する!「リアストロークアップブラケット」

“低車高”をアシストするその他のパーツ

ほかにもローダウン時に発生する諸問題を解決するアイテムを用意。『リアキャンバーボルト』はツライチセッティング時の「もうひと押し!」という場合に重宝する。『ヘッドライトレベルアジャスター』は光軸の適正化を図る上での必需品。リアのショートスタビリンクは、フロアの突き上げ回避に貢献する。このように、“パーツ化”できるモノはほぼほぼしている!

究極の低車高を狙う際の必須パーツを提案!

40系アルファード&ヴェルファイア ただいまカスタム進行中 まとめはこちら

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2023年12月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

速報!! 新型に新しいグレードがもう追加!? コレ、30系アルファードです!

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