プリウス譲りのハイブリッドシステム搭載! レクサス・ZWA10型CT200h(2011年1月〜2014年1月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー

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ハイブリッド専用ボディを手に入れたプレミアム・コンパクト

LEXUS/CT200h
レクサス/シーティー200h

レクサス lexus ct200h 2011 2012 2013 2014 新車 試乗 レビュー 当時


レクサス初の5ドアボディにプリウス譲りのハイブリッドシステムTHS‐Ⅱを搭載した待望のモデル。レクサスCT200hがついにデビューした。

フロントビューを見れば、誰でもレクサスと判る顔つき。けれども横から眺めると、ロングルーフが際立つボディフォルムや左右に回り込んだリアウインドウにクォーターピラーが、ならではの雰囲気を携えている。

全幅は1765㎜の3ナンバーサイズではあるものの全長はプリウスよりも短い4320㎜。それでも適度なロー&ワイド感がドッシリとした存在感を醸し出している印象だ。

ハイブリッドシステムは基本的にプリウスと同じ。だが、CT200hは6速モード&パドルシフトを備え、エコ/ノーマル/スポーツという3タイプのドライブモードが選べるようになっている。

これはセンターコンソールのダイヤル式スイッチで切り替えることが可能だ。スポーツモードでは駆動電圧を高めて動力性能をアップするほか、パワステやEPS制御も変更。ノーマルは走りと燃費のバランスを最適に保ち、エコは電圧を抑えて省燃費を促進するといった違いがある。

ドライバーズシートに身体を入れてみると思った以上のコクピット感覚。レクサス=高級サルーンといったこれまでの感覚からすると、いうまでもなく別モノで、パーソナルなスポーティカー的な趣が強い。

レクサスのエントリーモデルになるとはいえ、インテリアの質感、高級感はさすがにレクサスだ。

ところがイグニッションをONにしてスタンバイOKなのにタコメーターがない?!のはいかがなものかと。実はこれ、エコ/ノーマルモードではブルー照明バックのバッテリーパワー&チャージ表示となり、スポーツモードにするとレッド照明バックのタコメーター表示になるメーターの成せるワザだった。

ともあれ走り出してみると、実に静かにスルーッと滑り出す。スタートは基本的にEV走行のためだが、そこからアクセルを踏み増し加速しても、どこでエンジンが始動したのか耳と神経を研ぎ澄ましていなければ気づかないほど静かかつシームレス。

タウン〜高速走行まで動力性能に不満はないが、あえて望むなら高速域からの加速力。エコカー=プリウスならこれで充分だが、CT200hでは期待するものが少し贅沢になってしまう。どの仕様も乗り心地は全般に硬めの感触。専用サスのFスポーツの乗り味は好感度が高い。

ロングルーフが際立つサイドライン。SUVのRXを除けばレクサス初の5ドアモデルとなる。上級サルーンのイメージが強いレクサス・ブランドのエポックメイクなクルマになりそう。

ディスプレイゾーンとオペレーションゾーンを分離した機能的なレイアウトのコクピット。ほどよい広さと適度な包まれ感のあるドライビング空間はパーソナル・スポーツの印象だ。

“version L”では本革シートを標準装備。エントリーモデルとはいえインテリアの質感や高級感はさすがにレクサス。プレミアム・コンパクトにふさわしい上質な空間が広がっている。

バッテリーを低い位置に配置し広いラゲッジを確保。リアは6:4分割可倒式。倒せば奥行き1500㎜を超えるフラットスペースが広がる。

選択したモードによりメーター表示が切り替わる。「NORMAL」「ECO」ではブルーの照明となり左側がハイブリッドインジケーターに、「SPORT」スポーツではレッド照明で、タコメーターが表示される。

「NORMAL」「ECO」「SPORT」のモードが選択できる「ドライブモードセレクトスイッチ」をセンタークラスターに配置。モードによりスイッチのリング照明色が変化。

専用チューニングの“F SPORT”



レクサス・スポーツを象徴する“F”コンセプトを継承したスポーティバージョンだ。専用チューニングを施したスポーツサスペンションにパフォーマンスダンパー、215/45R17サイズのタイヤを装備し、ドライバーの意思に素直に応答するハンドリングを追求。また専用デザインのフロントグリルやアルミホイール、さらにインテリアには専用本革ステアリングやアルミ製スポーツペダルなどを備え、内外装で「大人のスポーツ」を演出した1台となっている。

※記事の内容、価格、スペック等は2011年1月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。

※スタイルワゴン2011年4月号より

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