「LED」というワードは、ドレスアップだけでなく、日常的にもかなり普及してきた。家のリビングの照明や、デスクのスタンドライトにLEDを導入している人も多いと思う。そもそもLEDとはいったいどんなモノなのか? LEDとは「Light EmittingDiode(ライトエミッティングダイオード)」の略称で、日本語では「発光ダイオード」のこと。
最近はヘッドライトやポジションランプにLEDを採用するクルマが増えてきているが、数年前まではハロゲンバルブやHIDなどがほとんど。そもそも発光方法などが大きく異なるのだが、最大の違いはとにかく明るいということ。そのうえ鮮やかな発色性や、点灯時の応答速度が非常に速く、さらには省電力&長寿命といいこと尽くし。
そんな魅力に溢れているからこそ、ドレスアップでも大活躍する存在としてグングン人気が高まっている。またLEDライティングは、手軽なバルブ交換のほか、純正パーツとボルトオン交換できるパーツも充実しているので、ドレスアップビギナーでも安心して楽しめるのもいいところ。自分で取り付けるDIYも決して難しくない。他にもLEDを増設するといったハードなメニューもいろいろあるので、ライティングメイクの楽しさを無限大に広げてくれる存在なのだ。
砲弾型
SMD
LEDが注目されはじめた頃多かったのが砲弾型だが、最近はSMDと呼ばれるチップ形状が主流になっている。用途によって異なるが、SMDの方が明るく広範囲を照らせる傾向にある。純正LEDもほとんどが後者。
粒発光
砲弾型のLEDを直接照射する粒状の光らせ方と、LED本体を隠し、チューブやアクリルを光らせる面発光がある。最近は圧倒的に面発光が主流で、ルックス的に未来感をアピールでき、ドレスアップ的にもカッコいい。
ハロゲンバルブ
最近は純正LEDライトも増えているが、数年前のヘッドライトはほとんどがハロゲンバルブで、ポジションランプやルームランプには電球(白熱球)が使われていた。これをLEDバルブに交換するのが、最もスタンダード。
明るくて省電力
純正のハロゲンバルブや電球に比べて圧倒的に明るい。それでいて省電力なので、クルマにとっても優しい存在。
光の色がキレイ
LEDはムラのないキレイな光を放つ。特に白系のLEDは透き通るようにキレイで、ドレスアップ的にも効果的。
寿命が長い
ハロゲンバルブや電球に比べ寿命が非常に長い。また長期間使っていても、LEDの光が暗くなってくるということも少ない。
瞬時に点灯する
LEDは瞬時に光が点灯するため、ウインカーランプなどをLED化すると点滅がとてもクイック。キレのある光り方だ。
色数が非常に多い
RGB(レッド、グリーン、ブルー)という光の3原色を掛け合わせて色を作っている。そのため何通りもの色を作ることができる。
本体が小さい
LED本体は非常に小さいので、様々な場所で使うことができる。写真は50プリウスのLEDヘッドライト。ビックリするほど極小。
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