車内広々で走りもいい ホンダ・N-BOX(2011年12月〜2015年2月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車試乗記

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広さと燃費を徹底追求!
安定感のある走りも披露したブランニュー軽


HONDA/N-BOX
ホンダ/エヌボックス JF1/2 2011年12月デビュー


ホンダ N-BOX エヌボックス 新車 試乗 レビュー 当時モノ 2011 2012 2013 2014 2015
標準とカスタムでは味付けが異なる乗り心地
ホンダから発売されたNボックスは、スーパーハイトワゴンとして徹底的にミニバン性能を追求したモデルだ。

ライバルはタントやパレットだが、このNボックスはホンダらしい徹底したこだわりで作られている。実は、かつて一世を風靡したN360も、最初にキャビン(室内)を設計したという。そのN360のアプローチを踏襲して、とにかく居住スペースを広げる工夫を凝らした。

エンジンルームは極力コンパクトにし、それを全て居住スペースに充てる。エンジンそのものをコンパクト化するなど、実に70㎜もエンジンルームを小さくしている。そして、センターに燃料タンクを配置し、フラットなフロアを確保。

フロントシートとリアシートのスタンスを1150㎜とし、普通車のミニバンを凌ぐほどの広さを実現させている。リアシートはワンアクションで倒すことができるが、その状態で自転車をそのまま載せられる。

室内高は1400㎜もあり、子供なら立ったまま着替えができてしまう。大きく開くスライドドア、便利で多彩な収納ボックス類など、さすがに得意なホンダらしい配慮が見える。

DOHCとVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)を組み合わせたエンジンは、その扱いやすさが際立っている。タウンユースなら充分なトルクとパワーを持っていて、街中の流れをリードできる実力がある。

乗り心地に関しては、通常のモデルとカスタムで足の味付けが少し異なっている。どちらも足がスムースに動いてゆったりとした乗り心地だが、カスタムの方がロール剛性が高く、反応が少し機敏で安定感も優れている。

ただ、室内長を大きく取るために、ホイールベースもギリギリまで大きくしており、その影響が少し出ている。小回りが効かない感覚というか、曲がりにくい印象を受けてしまう。

安定しすぎている感触はNボックスのすべてのモデルに共通していること。大きなクルマに乗っているような印象でもあり、これがママたちにどう受け止められるのか、が気になる。

ターボ仕様はトルクフルでスポーティなフィーリング
Nボックス・カスタムには、ターボエンジンを搭載した過激なモデルもある。出力は業界自主規制の64psだが、とにかくトルク特性がいい。

どうやらとてもレスポンスのいいターボを採用しているようで、低回転域からきっちりとトルクが出ている。大排気量エンジンに匹敵するようなトルク感で、とにかく扱いやすいのが最大の特徴だ。

しかも、そのパワーに合わせてセッティングされた足もいい。僅かに低重心化が施され、足自体も固められているようで、ルックスに似合わずスポーティな感覚なのだ。

ただ、ちょっとロングホイールベースすぎるようで、ハンドリングは決してシャープではないが。ちなみに、エコスイッチを押すとパワーが抑えられるが、その状態でも通常のNAモデルよりパワフルなくらいだった。

小排気量エンジンとターボの組み合わせは、実は欧州が省燃費化の技術として注目しているもの。ホンダは、ターボの技術を違うカタチにするつもりかも。

クリアタイプのリアコンビネーションランプを採用するカスタムのリアスタイル。専用ガーニッシュやバンパーなどがクールな印象のリアスタイルを演出している。

2600rpmで最大トルクの104Nmを発生する新開発のターボエンジン。

標準車ではカスタムとは異なる乗り味が感じられた。

ブラックをベースにしたカスタムのコクピット。標準車とはメーターの演出も異なる。写真は「G・Lパッケージ」のもの。

「G・Turboパッケージ」のインテリア。本革巻きステアリングやパドルシフト、クルーズコントロールが標準装備される。

Modulo/モデューロ

純正ならではのフィット感を見せるModulo。写真はハロゲンフォグライト&フォグライトガーニッシュや、ワンポイントアクセントのホイールステッカー、ドアバイザーなどを装着している。

MUGEN/無限

“Custom”専用のフロントスポーツグリルとフロントロアスポイラーをラインアップしたMUGEN。ホイールには鋳造1ピース。サイズは15×5JJ インセット45。カラーは2色用意された。

※記事の内容、価格、スペック等は2011年12月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。

※スタイルワゴン2012年3月号より

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