トヨタ・ディスプレイオーディオやマツダコネクトなど、ここ最近の純正オーディオデッキは、専用パネルで取り付けられている上、オーディオの再生だけではない役割を担っている。以前なら、音をよくしたいと思ったらデッキを換えるという選択肢も選べたが、現在では多くの車種で困難だ。
では“クルマを運転中、好きな音楽をいい音で聴きたい”という願いを叶えることはできないかといえばそうではない。スピーカーを交換すれば多少よくすることはできる。ただ、それはあくまでも出口の問題で、流れる水の質を上げなければ根本的な解決にならない。そこで、オススメなのが、アンプ内蔵プロセッサ。
広島県にある土地柄、以前からマツダコネクトの音質向上に長けているワープス。代表の沖田さんによると「別々に必要だったアンプとプロセッサが一体になっているので、費用も抑えてインストールしやすいのが魅力です。手軽にいい音を楽しみたいなら、いまは断然コレ」と太鼓判。
まさにアンプ内蔵プロセッサは、いまの時代に合ったカーオーディオチューン。音をよくしたいのに純正デッキを交換したくてもできないと悩んでいた人は、ワープスに相談してみよう。
中級 これで十分完結可能!
ミューディメンション・DSP-680AMP REMOTE
アンプが内蔵されているので、デッキとスピーカーの間に割り込ませるだけでOKというシンプルな構成。ユニットにかかる費用はリモコンと合わせて9万2000円(スピーカー・工賃別)。これだけでも十分音質改善が見込めるぞ。
DSP-680AMP
上級 システムアップも狙える
グラウンドゼロ・GZDSP 6-8X PRO
将来的にもっといろいろなことを試してみたいと思うならグラウンドゼロのプロセッサがおすすめ。プロセッサ自体は8万5000円(アンプ&スピーカー・工賃別)。どのアンプを選ぶかよって様々なシステムを構築できるようになるのだ。
ディスプレイオーディオ化される前のRAV4でも純正カーナビを装着してしまうとデッキ交換が困難に。そこで、アンプ内蔵プロセッサの出番。オーナーの高橋さんが選んだのは、μディメンションのプロセッサ。
シフトゲート後方にカーナビなどのコントローラーを備えるマツダコネクトもシステムアップしにくい例。しかし、μディメンションのアンプ内蔵プロセッサによって、純正機能は活かしたまま音質向上を実現。別売りのコネクタ(オーディオテクニカ・ATHRD1)でiPadに保存してある音源やストリーミング音源も再生可能にしている。
独自のプローブ情報を集積したビッグデータを活用するホンダインターナビを搭載するアコードツアラー。グラウンドゼロのプロセッサとロックフォードのアンプでシステムアップ。現状のサウンドから変えたいと思えば、アンプを入れ替えて、異なるシステムを構築することもできる。いろいろと楽しめる幅広い可能性を持つインストール。
アクセラスポーツ
音源をデジタル化して出力することで、音の劣化を限りなく抑えた次世代の高音質オーディオシステム。2ウェイスピーカーも含めユニット代が26万9000円(工賃別)で、プロ曰く「他になにもいらない」くらいのサウンドを奏でる。
お手軽システムアップからカスタムオーディオまで何でもござれのオーディオプロショップ。イマドキカーオーディオも得意としている。
【SHOP INFORMATION】
住所:広島県東広島市西条町下三永58-6
電話:082-420-6057
営業時間/10:00~20:00
定休日/月曜日
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