チョイアゲ! ガッツリアゲ! アウトクラスカーズの17エブリイ、アゲ講座

  • 公開日時 :

本気の〝ガッツリ上げ〟か? お手軽な〝チョイ上げ〟か?

チョイ上げガッツリ上げリフトアップ講座

メイン画像

リフトアップには大きく分けて2つのやり方がある。まず1つが、リフトアップスプリングを使って車高を上げる方法。これだとショックは純正のままなので、目安としては30ミリほどの“チョイ上げ”が限度となる。もう1つがブロックを噛ませてメンバーダウンしつつ、サスペンションも丸ごと交換する方法。こちらは上げようと思えばどこまでも上がり(もちろん限界はあるが)、4〜5インチ上げまで余裕でイケる。そして両者とも、純正より外径の大きなタイヤを履かせることで、そこからプラスαの車高アップも可能だ。

さて、どちらにするか? ルックスでいうならもちろん後者の“ガッツリ上げ”が優位なのだが、必然的にパーツ点数が多くなり、取り付けの手間も増えるので、コストが高く付くのがネック。さらに4インチクラスのリフトアップになると、構造変更をしないと車検には通らない。また、「きちんとしたキットを使い、ノウハウのある店でセッティングしないと、乗り心地が悪化したり不具合が起こることもある。そのあたりもかなり重要になります」とアウトクラスカーズの赤地代表。

一方で“チョイ上げ”の方は、パーツは最低限スプリングとキャンバーボルトがあればいいので、手間もコストも軽く済むのがアドバンテージ。車検にも基本的にはそのままで通せるハズだ。ただし、見た目の迫力やインパクトは、残念ながら“ガッツリ上げ”に及ばない。
 
17エブリイのアゲスタイルに挑戦しようと思ったら、きっとどちらで行くか悩むことだろう。そこで今回は、その両方のやり方をプログラムとして設定しているアウトクラスカーズに、それぞれのデモカーを用意してもらった。次ページでは具体的な装着パーツやコストなども紹介していくので、どちらが自分に合っているのか、その判断材料にしてもらいたい。

スプリング交換で30ミリUP仕様

タイヤ&ホイール交換もぜひ!

ショックは純正を使い、スプリングだけを交換してリフトアップ。約30ミリの車高アップが実現できるが、これだけだと正直少々寂しい。そこで次にアウトクラスが提案するのが、タイヤ&ホイールの交換。おすすめは15インチに165/60タイヤというハスラー純正サイズと同じ組み合わせだ。これだとエブリイの純正より外径が大きくなるため、さらに15〜20ミリ車高が上がり、合計で約50ミリアップのスタイルが完成する。「ただしハンドルを切った際にタイヤが干渉する可能性がある。バンパーを少しカットしたり、ハンドルの切れ角を若干抑えるステアリングストッパーを付けた方がいいです」。純正バンパー加工がイヤという人は、デモカーのように専用のショートバンパーに交換すれば問題は解決。足元もより際立って見え、チョイ上げでも迫力のスタイルに。

チョイ上げ

チョイ上げ
チョイ上げ2

この仕様のメリット

低コストで楽しめる
パーツ点数が少ない
基本的に車検もOK
参考コスト 6万円~(税別・パーツ代と取り付け工賃含む)

装着パーツ

装着パーツ
前後のスプリング+キャンバーボルト
装着パーツ2
大径タイヤ&ホイール
装着パーツ3
これがステアリングストッパー

キットの内容は、前後のスプリング+キャンバーボルト。これは最低限で、調整式ラテラルやステアリングストッパー、大径タイヤ&ホイールもぜひ装着したい。デモカーが履いているのは、クリムソンのビースト15インチ&TOYOオープンカントリーR/Tの165R60。

FRONT

スプリング
スプリング
純正とは巻き方も自由長も変えたリフトアップスタイルに最適な専用スプリング。バネレートは純正よりも気持ち硬めだ。

REAR

ラテラルロッド
ラテラルロッド
約30ミリの車高アップとはいえ、タイヤの左右位置は多少ズレる。それを補正するためにラテラルは調整式に変更。

スプリング
スプリング
リアスプリングも直巻きに近い形状となり、自由長も延長。乗り心地は「純正とほぼ変わらない。悪くはならないです」。

●価格
 リフトアップ30ミリ 3万5000円(税別)
 調整式ラテラルロッド 1万5000円(税別)
 ステアリングストッパー 6000円(税別)
 推奨ホイール15インチ 11万2000円(税別)
 推奨タイヤ165/60-15 5万5680円(税別)
 フロントバンパー 4万8000円(税別)
 リアバンパー 4万5000円(税別)
 スキッドプレート 1万5000円(税別)
●対応:DA17全車

メンバーダウン+サス交換で4インチUP仕様

合法の範囲内で安心して楽しめる

メンバーとボディの間にブロックを噛ませ、ボディ全体を持ち上げて車高アップ。サスペンションもロングストロークverに交換つつ、リアは延長ブラケットも併用する。ここまでは一般的なメンバーダウンの手法だが、アウトクラスではリアトレーリングアームも専用品を用意し、キャスター角の補正とロードクリアランス確保に努めている。またステアリングシャフトも溶接で継ぎ足すのではなく、別体パーツとして設定。「本来溶接だと車検には通らない。完全に合法で楽しめるよう、別体の車検対応品にしています」。乗り心地を左右するショックはKYBと共同開発した自信作で、「別次元のように乗り心地はイイ!」と赤地社長も太鼓判を押す。

ガッツリ上げ

ガッツリ上げ
ガッツリ上げ2
※デモカーはオプション(価格アップなし)の5インチアップ仕様となります

この仕様のメリット

圧倒的な迫力とインパクト
走破性能も大幅アップ
構造変更すれば車検もOK
参考コスト42万円~(税別・パーツ代と取り付け工賃含む)

REAR

サスペンション&延長ブラケット
サスペンション&延長ブラケット
サスペンション&延長ブラケット2
ショックを長くすると、それに応じてシリンダーも太くする必要が出てくる。すると干渉リスクが高まるため、ショック本体の長さは程々に抑え、上部に延長ブラケットを装着してリフトアップに対応。

リアトレーリングアーム
リアトレーリングアーム
キャスター角を純正に近い数値に補正しつつ、上に持ち上げたような形状でロードクリアランスを稼ぐ。

ラテラルロッド
ラテラルロッド
調整式にしただけでなく、運転席側の取り付け位置をブラケットで約60ミリかさ上げ。純正に近い角度に。

UNDER BODY

エンジンマウント
エンジンマウント
腹下クリアランスを確保するため、エンジン下げのブロックは4インチ上げでも60ミリサイズを使用。

ミッションマウント
ミッションマウント
ミッションマウントに噛ませるブロックも、エンジンと同じく60ミリダウンのサイズになっている。

プロペラシャフト
プロペラシャフト
↑で下げたエンジンの位置に合わせるため、プロペラシャフトは20ミリのカラーを入れてやや延長。

サスペンション
サスペンション
減衰力を40段階で調整可能。しなやかに動き、悪路でも高い路面追従性を発揮してくれる。

リフトアップブロック
リフトアップブロック
リフトアップブロック2
フロント側は計4ヶ所にブロックを噛ませてメンバーダウン。素材の強度や耐久性などはきっちり計算されているのでご安心を。

OTHER

ステアリングシャフト
ステアリングシャフト
メンバーダウンに伴い不足したシャフトの長さを補正。別体式なので車検も問題なし。

ステアリングシャフト2
ホイールはMLJ XJ04の14インチ、タイヤはマキシス・ブラボー185R14。

装着パーツ

装着パーツ
●価格
 リフトアップ4インチ 27万円(税別)
 ステアリングストッパー 6000円(税別)
 推奨ホイール14インチ 10万4000円(税別)
 推奨タイヤ185R14C 4万8240円(税別)
 フロントバンパー 4万8000円(税別)
 リアバンパー 4万5000円(税別)
 スキッドプレート 1万5000円(税別)
●対応:DA17全車

初心者歓迎!気軽に遊びに来て下さいね~

初心者歓迎!
取材協力 OUTCLASS CARS( アウトクラスカーズ)

アウトクラスカーズ

☎088-669-5019
http://outclasscars.com
住所:徳島県徳島市方上町寺内6-8
営業時間:10時~19時
定休日:水曜

〈ジムニー専門店〉と看板を掲げているだけあって、メインはジムニーカスタム。しかし、そのノウハウを生かして5年前から手掛けているエブリイのリフトアップも大好評。乗り味やスタイリングには絶対の自信があり、さらにすべて「合法」という点にもこだわっているので、初心者でも安心してアゲを楽しむことができる。

(ドレナビ)

アクセスランキング

  1. 自分を表現するファッションのひとつとして、ホイールを考える。|JB64型ジムニー JB74型ジムニーシエラ ホイール カスタム
    2019年09月17日
    自分を表現するファッションのひとつとして、ホイールを考える。|JB64型ジムニー JB74型ジムニーシエラ ホイール カスタム
  2. 自分を表現するファッションのひとつとして、ホイールを考える。|JB64型ジムニー JB74型ジムニーシエラ ホイール カスタム
  3. ナビもSNSも縦型大型ディスプレイで楽しめる!|60ハリアー カスタム
    2019年09月19日
    ナビもSNSも縦型大型ディスプレイで楽しめる!|60ハリアー カスタム
  4. ナビもSNSも縦型大型ディスプレイで楽しめる!|60ハリアー カスタム
  5. 黒い足元は渋い!!  『ミニバンでスポーティ』な装いを作り出す|RMPレーシング・R07 & R25
    2019年09月18日
    黒い足元は渋い!!  『ミニバンでスポーティ』な装いを作り出す|RMPレーシング・R07 & R25
  6. 黒い足元は渋い!!  『ミニバンでスポーティ』な装いを作り出す|RMPレーシング・R07 & R25
  7. プリクラッシュセーフティへの対応。純正ユニットを完全移植できる設計の最新後期|60ハリアー カスタム
    2019年09月18日
    プリクラッシュセーフティへの対応。純正ユニットを完全移植できる設計の最新後期|60ハリアー カスタム
  8. プリクラッシュセーフティへの対応。純正ユニットを完全移植できる設計の最新後期|60ハリアー カスタム
  9. カローラがフルモデルチェンジしてワゴン(ツーリング)も追加!  同時にカローラスポーツを一部改良【新型車レポート】
    2019年09月18日
    カローラがフルモデルチェンジしてワゴン(ツーリング)も追加!  同時にカローラスポーツを一部改良【新型車レポート】
  10. カローラがフルモデルチェンジしてワゴン(ツーリング)も追加!  同時にカローラスポーツを一部改良【新型車レポート】
  11. そろそろ本気で考える時期! 今年の冬用タイヤどうしよう!! コンチネンタルから新作スタッドレスタイヤ登場
    2019年09月18日
    そろそろ本気で考える時期! 今年の冬用タイヤどうしよう!! コンチネンタルから新作スタッドレスタイヤ登場
  12. そろそろ本気で考える時期! 今年の冬用タイヤどうしよう!! コンチネンタルから新作スタッドレスタイヤ登場
アクセスランキング一覧を見る

アウトクラスカーズ

電話 : 088-669-5019 URL : http://outclasscars.com/

記事情報

  • 公開日時 :

アクセスランキング

  1. 自分を表現するファッションのひとつとして、ホイールを考える。|JB64型ジムニー JB74型ジムニーシエラ ホイール カスタム
    2019年09月17日
    自分を表現するファッションのひとつとして、ホイールを考える。|JB64型ジムニー JB74型ジムニーシエラ ホイール カスタム
  2. 自分を表現するファッションのひとつとして、ホイールを考える。|JB64型ジムニー JB74型ジムニーシエラ ホイール カスタム
  3. ナビもSNSも縦型大型ディスプレイで楽しめる!|60ハリアー カスタム
    2019年09月19日
    ナビもSNSも縦型大型ディスプレイで楽しめる!|60ハリアー カスタム
  4. ナビもSNSも縦型大型ディスプレイで楽しめる!|60ハリアー カスタム
  5. 黒い足元は渋い!!  『ミニバンでスポーティ』な装いを作り出す|RMPレーシング・R07 & R25
    2019年09月18日
    黒い足元は渋い!!  『ミニバンでスポーティ』な装いを作り出す|RMPレーシング・R07 & R25
  6. 黒い足元は渋い!!  『ミニバンでスポーティ』な装いを作り出す|RMPレーシング・R07 & R25
  7. プリクラッシュセーフティへの対応。純正ユニットを完全移植できる設計の最新後期|60ハリアー カスタム
    2019年09月18日
    プリクラッシュセーフティへの対応。純正ユニットを完全移植できる設計の最新後期|60ハリアー カスタム
  8. プリクラッシュセーフティへの対応。純正ユニットを完全移植できる設計の最新後期|60ハリアー カスタム
  9. カローラがフルモデルチェンジしてワゴン(ツーリング)も追加!  同時にカローラスポーツを一部改良【新型車レポート】
    2019年09月18日
    カローラがフルモデルチェンジしてワゴン(ツーリング)も追加!  同時にカローラスポーツを一部改良【新型車レポート】
  10. カローラがフルモデルチェンジしてワゴン(ツーリング)も追加!  同時にカローラスポーツを一部改良【新型車レポート】
もっと見る