30アル&ヴェルの風格を活かすパーツも、各メーカーから続々登場している。ここでは、自動パーキングブレーキを活かせるキャリパーキット、発表後大きな反響を得ているLEDテールなどを紹介するぞ!
インチアップ用タイヤサイズの充実にともない、22インチも許容範囲になっている30アルフ&ヴェル。ただでさえ、2トンを超える車重を止めるには純正ブレーキのストッピングパワーでは物足りなく感じてしまうが、インチアップすれば、その傾向はより強く表れる。それ故、社外のキャリパーキットを導入するオーナーも多い。
フロント用は従来のキットでも対応可能だけど、前後にキャリパーキットを奢ろうとするとネックになってくるのが、電動パーキングブレーキ。そのため、リアにキャリパーキットを導入するには、純正の機能を殺すか、純正キャリパーを残して電動パーキングブレーキを作動させる方法しかなかった。
それを解消するキットが、イデアル・エレクトロニックパーキングブレーキだ。
これまでのキャリパーキットとの違いは、電動パーキングブレーキを作動させるためのモーターを搭載していること。それにより、純正と同じ機能を使うことができるというわけだ。と、言葉にすると簡単だが、この機構を実現するために、試行錯誤を繰り返し、やっとカタチになった代物。
だからこそ、社外キャリパーで純正機能をそのまま使えることの優越感は、ほかでは味わうことができないステイタスとなる。すでにフロントキャリパーを導入済みなら、リアだけ導入するのもありだが、フロントも同時に入れて統一感を高めれば、ステイタスは無限大。
キャリパー本体は、写真のイエローのほか、レッド、オレンジ、ブラックの4色から選ぶことができる。愛車の仕様に合わせてチョイスしよう。
キャリパー表面には、IDEALロゴを削り出しで刻む。停車時はもちろん、走行時にホイールからのぞくロゴが存在感を放つ。
リアキャリパーのピストンは対向4ポット。低ダストブレーキパッドが付属され、ホイールを汚しにくいのもうれしいポイント。
エレクトロニックパーキングブレーキの最大の特徴がココ。専用のモーターを組み込み、純正の電子サイドブレーキと同様の機能を実現。
ブレーキオイルのラインに加え、電子パーキングブレーキ用の装置がインパクト抜群。ドリルドローターは380φフローティングを組み合わせた例。
*330φ/356φのフローティング仕様は4万8000円UP。セット内の前後356φのフローティング仕様は5万円UP
ベンチレートタイプの2ピースブレーキローター。フロントは330φ〜421φの5サイズ、リアは最大400φまでの4サイズの設定。
回転&放射状に開けられたドリル穴がインパクト抜群のドリルドローター。スリットローターも選択可能。価格は変わらないので、好みの仕様を選ぼう。
ローターの発生する熱をさえぎり、ホイールに伝えないフローティング式も選択可。380φ以上は標準で、356φ以下はオプションで設定されている。
そして、フロントキャリパーは8ポットと、大型でインパクトのあるスーパー8ポットの2種類。写真はスーパー8ポットと380φローターの組み合わせ。
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