時代はロングキャビン仕様。旬の2台にフォーカス! 軽トラカスタムの2大ベース車を徹底比較|スズキ・キャリイ&ダイハツ・ハイゼット

  • 公開日時 :
  • 更新日時 :

時代はロングキャビン仕様。今、旬の2台にフォーカス!

スズキ・DA16Tキャリイ ダイハツ・S500Pハイゼットトラック

スズキ・DA16Tキャリイとダイハツ・S500Pハイゼットトラック。人気を大きく二分する現行型の軽トラだが、これまではロングキャビン仕様の〈ジャンボ〉を擁するハイゼットに分があったのは間違いない。しかし、2018年5月に従来より大幅にキャビンを拡大した〈スーパーキャリイ〉がデビュー。「ジャンボより広い室内」はドレスアップ界でも話題を呼び、すぐさま対応パーツの開発を始めたメーカーも多い。これから軽トラをイジるなら、果たしてどちらのベースを選ぶべきなのか──。それを明らかにすべく、今回は〈スーパーキャリイ〉〈ハイゼットジャンボ〉に焦点を絞り、それぞれのポテンシャルを改めて検証。両車の長所と短所をじっくりチェックしていく。

SUZUKI CARRY

スーパーキャリイX[5MT・2WD]

主要諸元 スーパーキャリイX
●全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1885
●荷台長×荷台幅×荷台高(㎜):1480×1410×290
●ホイールベース(㎜):1905
●トレッド 前/後(㎜):1305/1290
●車両重量(㎏):770
●エンジン:水冷直列3気筒DOHC
●総排気量(cc):658
●最高出力(kW〈ps〉/rpm):37〈50〉/5700
●最大トルク(N・m〈kg・m〉/rpm):63〈6.4〉/3500
●トランスミッション:5MT
●駆動方式:2WD
●最小回転半径(m):3.6
●JC08モード燃費(㎞/L):18.8

キャリイが前型のDA63Tから現行のDA16Tにフルモデルチェンジしたのは2013年9月のこと。そこから2度の一部改良を経て、2018年5月に〈スーパーキャリイ〉が登場。現在は標準サイズのキャビンを持つKX・KC・KC農繁仕様に加え、ロングキャビン仕様のスーパーキャリイX・Lの全5グレード展開となっている。さてそのスーパーキャリイだが、特徴は何といっても広さ。標準仕様よりも後方に460ミリも拡大されており、①運転席は最大40度のリクライニングが可能②前後にも180ミリスライド可能③シート後方に物置スペースを確保、といった利点が生まれている。ただし、その分荷台が圧迫されており、荷台長は1480ミリに。一応、前方はキャビン下をえぐるような設計なので、荷台フロア長は1975ミリを確保しているが、標準仕様に比べるとけっこう狭くなっているのは間違いない。また車重は標準仕様より80㎏増加。そのせいもあるのか、スーパーキャリイにはフロントスタビライザーが装備される。これがなかなか効果的で、ロールを適度に抑え、直進安定性アップにも貢献。エンジン性能も含め、ハイゼットジャンボよりスーパーキャリイの方が「走りがいい」と感じる人は多いようだ。細かい部分だと、室内頭上にオーバーヘッドシェルフを標準装備したのも高ポイント。後発のロングキャビンということで工夫を凝らしているのだろう。助手席を倒すとテーブルとして使えたり、メーター脇にペン立てがあったりと、利便性の高さが目立つ。


ミラー込全幅1730㎜
全高1885㎜

全幅1475㎜
荷台床面地上高650㎜

全長3395㎜
荷台長1480㎜

CHECK POINT 1 室内の広さ


標準仕様より460ミリ拡大され、ハイルーフとなったキャビンはとにかく広い。リクライニング角度と前後のスライド量は、運転席が40度/180ミリ、助手席でも24度/100ミリ。これは間違いなくハイゼットジャンボ以上。後方のスペースの床面長さは250ミリあり、スーパーの買い物カゴも楽々置ける。

リクライニング

シート後方スペース

CHECK POINT 2 荷台の広さ


荷台フロア長1975㎜
荷台幅1410㎜

高さ230㎜

標準仕様と比べると荷台長で460ミリ、荷台フロア長で55ミリ小さい。前方がキャビン下に潜り込む構造なので、脚立などは積めるが、高さも長さもある物は積みにくい。これはハイゼットジャンボも一緒ながら、スーパーキャリイの方がさらに狭いのだ。荷台フックの数も15個とジャンボ(23個)より少ない。

CHECK POINT 3 エンジン性能・燃費

R06A型エンジンは設計が新しく洗練されている。スペック的にはハイゼットとあまり変わらないのだが、軽トラを知る人が口を揃えていうのは、「キャリイの方がパワー感がある」。特に高速域ではこちらに分があるようだ。燃費は特に5MT・5AGSが良好。

エンジン(スーパーキャリイX)
●型式:R06A型
●種類:水冷直列3気筒
●弁機構:DOHC12バルブ
●内径×行程(㎜):64.0×68.2
●圧縮比:11.0
●燃料供給装置:EP(I 電子制御燃料噴射装置)
●最高出力(kW〈ps〉/rpm):37〈50〉/5700
●最大トルク(N・m〈kg・m〉/rpm):63〈6.4〉/3500

JC08モード燃費(スーパーキャリイX)
5MT・2WD 18.8㎞/L
3AT・2WD 16.2㎞/L
5AGS・2WD 19.0㎞/L
5MT・4WD 18.0㎞/L
3AT・4WD 15.6㎞/L
5AGS・4WD 18.4㎞/L

CHECK POINT 4 価格・グレード

最安は100万円を切る高コスパ。Lはパワーウインドウや電波式キーレスといった装備まで思い切りよく省かれており、その分だけグッと低価格に抑えられている。最上級のXの価格はLより約12万円高だが、ハイゼットジャンボの最上級よりは約5万円安い。単純な価格勝負ならこちらが有利。

グレード     駆動方式   ミッション 価格
スーパーキャリイL  2WD/4WD 5MT   97万4160円/112万3200円
3AT       105万6240円/120万5280円
5AGS      106万1640円/121万680円
スーパーキャリイX     2WD/4WD    5MT       110万2680円/125万1720円
3AT        118万4760円/133万3800円
5AGS       119万160円/133万9200円

CHECK POINT 5 安全装備

標準装備のスズキセーフティサポートは、誤発進&後方誤発進を抑制する機能。前後の超音波センサーが壁など障害物を感知し、誤ってアクセルを踏み込んだ際、警告音を鳴らしたり、エンジン回転数を抑制するというもの。あくまで「抑制」で、ブレーキとは連動していないので、「止まる」機能ではない。

CHECK POINT 6 カラーバリエーション

かつては白とシルバーしかなかったキャリイだが(今でも廉価グレードのKCはその2色のみ)、現行世代では5色まで拡大。スーパーキャリイもこのラインナップから選べる。ハイゼットと違い、すべて標準カラーなのが嬉しい。


ブルーイッシュブラックパール3

ガーデニングアクアメタリック

スペリアホワイト

ノクターンブルーパール

シルキーシルバーメタリック

次は最大のライバルハイゼットジャンボ!

スポンサードリンク

アクセスランキング

  1. 新型ハイエースは国内未発売なの!? フィリピンで発表された第六世代の公開画像全部載せ!
    2019年02月19日
    新型ハイエースは国内未発売なの!? フィリピンで発表された第六世代の公開画像全部載せ!
  2. 新型ハイエースは国内未発売なの!? フィリピンで発表された第六世代の公開画像全部載せ!
  3. Kトラのオフ系カスタムが人気急上昇中! ハードカーゴのお洒落キャリアで遊び道具をたっぷり積載!【大阪オートメッセ2019現地取材】
    2019年02月19日
    Kトラのオフ系カスタムが人気急上昇中! ハードカーゴのお洒落キャリアで遊び道具をたっぷり積載!【大阪オートメッセ2019現地取材】
  4. Kトラのオフ系カスタムが人気急上昇中! ハードカーゴのお洒落キャリアで遊び道具をたっぷり積載!【大阪オートメッセ2019現地取材】
  5. 逆輸入車じゃない! 左ハンドルのスズキ・ハスラー!? 公道走行可! 真鍋モータースの強烈公認カスタム!【大阪オートメッセ2019現地取材】
    2019年02月20日
    逆輸入車じゃない! 左ハンドルのスズキ・ハスラー!? 公道走行可! 真鍋モータースの強烈公認カスタム!【大阪オートメッセ2019現地取材】
  6. 逆輸入車じゃない! 左ハンドルのスズキ・ハスラー!? 公道走行可! 真鍋モータースの強烈公認カスタム!【大阪オートメッセ2019現地取材】
  7. オトナの隠れ家的なプライベートルームが完成。 レーシングドライバー「谷口信輝」が 自分だけのオーダメイドハイエースを作る!【集中連載第2弾!】
    2019年02月19日
    オトナの隠れ家的なプライベートルームが完成。 レーシングドライバー「谷口信輝」が 自分だけのオーダメイドハイエースを作る!【集中連載第2弾!】
  8. オトナの隠れ家的なプライベートルームが完成。 レーシングドライバー「谷口信輝」が 自分だけのオーダメイドハイエースを作る!【集中連載第2弾!】
  9. SSRプロフェッサーの記念すべき10作目は、コンケイブを強調したオーソドックスなスポーツデザインホイール
    2019年02月19日
    SSRプロフェッサーの記念すべき10作目は、コンケイブを強調したオーソドックスなスポーツデザインホイール
  10. SSRプロフェッサーの記念すべき10作目は、コンケイブを強調したオーソドックスなスポーツデザインホイール
もっと見る